白山銀輪部隊

東洋大学ロードバイクサークルAllezのブログです!

愛車紹介~けむし編~シクロワイアード風

今回は元会長で現在もAllezの中心人物である(この人いつ就活してんの?笑)けむしのバイクを紹介する。

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気に入ったものしか使わない彼が駆るのはリペイントされたTrek Madone7 Project Oneだ!リペイントは本人のガンプラの技術を応用して自身で塗装しているという。今までにも何回か塗り直されている。このクオリティで塗装できるとは驚きである。

「マドン史上最も硬いマドンと言われていますが、その名に恥じぬ硬さっぷりでインフォメーションをバリバリに伝えてくれますし、ペダリングの力がきちんと推進力に変わるのが体全体を通して伝わってくるバイクです」と言う。

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ハンドル周りはPROのステムにハンドルはENVE SES Aero 44mmである。
☆AllezではENVEのハンドルが体験できます(^^)
トップキャップはFireeyeのアルミ削り出しである。とても綺麗だ。FireeyeはMTBが中心のメーカーである。見たことがある人は少ないだろう。

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写真を見ていただくとわかるが、ENVEのハンドルはハンドルの幅が上下で違っておりドロップ部を握った時の握りやすさ、また腕が上に当たらないメリットがある。よくスプリントでハンドル当たって腕に痣ができている人がいるが、それがない。カヴェンデッシュがENVEを愛用する理由がわかる。剛性もバッチリだ。むしろ地面からのダイレクト感が強すぎて手が痛くなるほどだとか。

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バーテープはgueeのもの。グラデーションが綺麗だ。今までスパカズ を使っていたが最近変えたようだ。横から見た時のハンドルのエアロ感はエロいとしか言いようがない。
バーエンドがち◯こに見えることはここでは触れないでおこう笑。

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そしてハンドルの下にはサテライトスイッチが付いている。サテライトスイッチは本来ハンドルに巻きつけるような形で見える状態になっているが、スイッチのカバーを外して軽量化し、さらに両面テープで貼り付けるというこだわりようである。ちなみに丸ハンの場合は結束バンドなどで止める形になる。このサテライトスイッチを両面テープで貼りたいからENVEのエアロハンドルにしたのだと言うからびっくりだ。

 

ハンドルまででここまでの量書けるとは思わなかった笑。それほどのこだわりの詰まったバイクということだろう。

 

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駆動系はR8050。9100ではなくコストパフォーマンスを重視していると言う。むしろアルテとデュラで違うのが重さぐらいしか見当たらない。
R8050のSTIは上部にも変速スイッチが隠されておりどこに手をおいても簡単に変速できる。出る前は需要ないとか言われていたが意外に使える機能らしい。
そしてプーリーゲージはそのままビックプーリーを採用している。ビックプーリーは費用対効果があまり高くないと言われ、最後のアップデートだとも言われる。つまりビックプーリーが入っている自転車は完成していると言っても過言ではない。しかしけむしはこのビックプーリーを大正義AliExpressの激安商品を購入しており、見た目重視のために導入していると言う。
前にリデアを使っていた経験もあるのだとか?ちなみに自転車のことはけむしに聞けば間違えない。Allezではアキペディアと呼ばれるほどである笑。

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クランクは9100、チェーンはKMC X11 SL goldをアッセンブルされ隙がない。

ペダルはスピードプレイだ。他の主要3メーカーも使っていたがスピードプレイが1番しっくり来ていると言う。スピードプレイはヒールの動かす角度の微調整、クリートの前後位置の動かせる幅が大きいため、調整がしやすく自分のベストのクリート位置を見つければ1番使いやすいと思う。またクリートカバーをつけたまま走れるためある程度歩くことも可能だ!スピードプレイはいいぞぉ〜!

一部のバラバラで競技をやっている人はクリート幅が小さいためカーブの時に回しても地面との接触がしにくいと言う理由で使う強者もいる。

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最後はホイールの紹介だ!フロントはENVE 1.25チューブラーリムにTNIのエボライトをチョイスしている。ENVEのリムは旧タイプで今より重量面で攻めているものだ!このリムハイトでもかなりの剛性があるらしい。さすがENVEだ。エボライトは手組みホイールでは鉄板のハブである。のむラボホイールもエボライトが使われている。そしてこのエボライトもリペイントされておりとても綺麗なパープルである。アイウェアに合わせたカラーチョイスだと言う。

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リアはZIPP303のリムにインダストリーナインのハブである。元々前後ZIPPであったが新歓の帰りの豪雨の中走っていたらブレーキに砂利が挟まりそのままフロントリムがお釈迦になったらしい。近々ハンガーなるとの噂もw。前後いびつなリムハイトであるがフロントに合わせてリアもENVEになるのも時間の問題である。早くENVEが見たいものだ笑。

インダストリーナインはMTBの方に力を入れてたメーカーである。最近ではレイノルズとの提携?かは定かではないがレイノルズで販売している完組ホイールのハブはインダストリーナインである。レイノルズに認められる実力派のメーカーである。ラチェットの歯の数が尋常じゃなくハブの音がとても大きい。よくセミに例えられる笑。ちなみに副会長の細田氏もこのハブをチョイスしている。けむしの影響なのは自明の理である笑。アルミ削り出しでこの色合いはクリスキングに似ているものを感じる。ハブは受注生産で納期には時間がかかると言う。

数あるパーツのなかでインダストリーナインのハブが1番のお気に入りだという。Trekと同じくアメリカンメイドであり、何より色の美しさ、そしてかかりの良さがお気に入りのポイントだと話してくれた。下の写真がインダストリーナインのハブである。かかりの良さはいうまでもない。

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スポークはDSがサピムのプレーンのLEADER、NDSが同じくサピムのバテットのRACEを採用。DS2クロス、NDS3クロスのいわゆるヨンロク組みで組まれている。ちなみに毛虫自身の手組みホイールだ。格安でカーボンホイール欲しい人はけむしに受注することを強くお勧めする。かなりリーズナブルで高性能なホイールが手に入る。筆者もけむしホイールの愛用者である。

 

こんなレア度のかなり高いバイクがアレーには存在する。

勇気を持ってけむしに声をかければ乗せてくれるはずだ笑